メールが送信できると、アンケートや注文画面で入力したデータをメールで受信できます。レンタルサーバーを使うときはこの設定は不要です。ローカルの環境でPHPの動作を確認するための設定です。
【1】まずは php.ini が保存されているフォルダを探します。フォルダはあなたがお使いのOS、OSをインストールしたハードディスクにより違います。
1.Windows2000の場合 C:\WINNT
2.WindowsXPの場合 C:\WINDOWS
Windows2000の場合は以下のような画面になります。WindowsXPの場合も似たような画面です。
大事なファイルが保存されているフォルダですので、通常は間違ってファイルを削除しないように見えなくなっています。そこで「ファイルの表示」をクリックしてファイルを表示しましょう。
【2】次に見つけた php.ini をメモ帳で開きます。
【3】メモ帳のメニューから 編集→検索 をクリックします。検索ダイアログボックスが表示されたら、 mail function と入力し検索します。
【4】以下のような mail function の部分が見つかったら、SMTP と sendmail_from をあなたが普段使っているメールの設定に書きかえます。
[mail function]
; For Win32 only.
SMTP = smtp.xxx.co.jp
; For Win32 only.
sendmail_from = xxx@xxx.co.jp
; For Unix only. You may supply arguments as well (default: 'sendmail -t -i').
;sendmail_path =
*SMTPはお使いのメールのSMTPサーバーを指定します。 xxx.co.jp のようにsmtp.が不要な場合もあります。普段使用しているメールアドレスの設定を確認してみましょう。
sendmail_fromは差出人として表示させたい(返信先になる)あなたのメールアドレスです。
【5】php.ini を書きかえたら上書き保存して完了です。これでPHPからメールが送信できるようになりました。
*PHPでブラウザ上からメールを送る前に、通常のメールソフトで送受信してからでないと送信できないメールサーバーがありますのでご注意ください。