以下の例はもっとも単純な変数を使った計算です。
【1】test フォルダの中に sample002.php を新たに作成します。
*「\」はWindowsではエンマークのことです。
保存先 C:\phpdev\www\test
ファイル名 sample002.php
<html>
<head>
<title>sample002</title>
</head>
<body>
<?php
$a = 10;
$b = 20;
$c = $a + $b;
print($c);
?>
</body>
</html>
*上記のプログラムはページの都合上、インデント(字下げ)が半角スペース2つになっていますが、実際には半角スペース4つにするのが好ましいです。
【2】C:\phpdev にある 2K-NT-XP-phpdev_start.bat をダブルクリックして、phpdev を起動します。
準備ができたら作成したPHPプログラムを実行してみましょう。
【3】ブラウザのアドレスに http://localhost/test/sample002.php と入力し、「移動」ボタンをクリックします。
【4】PHPプログラムが実行され、画面に「30」と表示されたら成功です。
【解説】
(1)変数に値を代入している部分です。プログラミングで「=」は右辺を左辺に代入することを意味します。等しいという意味ではないことに注意してください。
$a = 10;
$b = 20;
(2)右辺の変数同士を計算して、左辺の変数に代入しています。$c には 30 が代入されます。
$c = $a + $b;
(3)print()関数で変数の値を画面に出力しています。変数は「"」で囲む必要はありません。
print($c);
(4)実行結果のソースを見ると、以下のようにPHPの処理結果がHTMLに埋め込まれています。
このようにPHPのプログラムを実行した時は、思った通りのHTMLになっているか確認するようにしてください。
今回作ったプログラムは、PHPが動作するレンタルサーバーにアップロードすると、そのまま動きます。ローカルの環境で動作を確認して、アップロードするのがマナーです。
レンタルサーバーにアップロードした場合は、以下のようにアクセスします。
ドメイン名 pgtop.net
サブディレクトリ test
ファイル名 sample002.php
とした場合
http://pgtop.net/test/sample002.php
↑あくまで参考なのでこれをクリックしても動きません。
http://localhost/ の部分が実際のドメイン名に変わるだけですね。