PHP 変数の使い方。

PHPで変数を使うのはとても簡単で、変数名の前に半角で「$」を付けるだけです。変数の型を書く必要もなく、変数は代入した値によって自動的に変わります。

以下の例はもっとも単純な変数を使った計算です。

【1】test フォルダの中に sample002.php を新たに作成します。

php-18.gif

*「\」はWindowsではエンマークのことです。

保存先 C:\phpdev\www\test
ファイル名 sample002.php

<html>
  <head>
    <title>sample002</title>
  </head>
  <body>
    <?php
      $a = 10;
      $b = 20;
      $c = $a + $b;
      print($c);
    ?>
  </body>
</html>


*上記のプログラムはページの都合上、インデント(字下げ)が半角スペース2つになっていますが、実際には半角スペース4つにするのが好ましいです。


【2】C:\phpdev にある 2K-NT-XP-phpdev_start.bat をダブルクリックして、phpdev を起動します。
php-02.gif

準備ができたら作成したPHPプログラムを実行してみましょう。


【3】ブラウザのアドレスに http://localhost/test/sample002.php と入力し、「移動」ボタンをクリックします。


【4】PHPプログラムが実行され、画面に「30」と表示されたら成功です。

php-17.gif


【解説】

(1)変数に値を代入している部分です。プログラミングで「=」は右辺を左辺に代入することを意味します。等しいという意味ではないことに注意してください。
$a = 10;
$b = 20;

(2)右辺の変数同士を計算して、左辺の変数に代入しています。$c には 30 が代入されます。
$c = $a + $b;


(3)print()関数で変数の値を画面に出力しています。変数は「"」で囲む必要はありません。
print($c);


(4)実行結果のソースを見ると、以下のようにPHPの処理結果がHTMLに埋め込まれています。

php-19.gif

このようにPHPのプログラムを実行した時は、思った通りのHTMLになっているか確認するようにしてください。


今回作ったプログラムは、PHPが動作するレンタルサーバーにアップロードすると、そのまま動きます。ローカルの環境で動作を確認して、アップロードするのがマナーです。


レンタルサーバーにアップロードした場合は、以下のようにアクセスします。

ドメイン名 pgtop.net
サブディレクトリ test
ファイル名 sample002.php
とした場合

http://pgtop.net/test/sample002.php
↑あくまで参考なのでこれをクリックしても動きません。

http://localhost/ の部分が実際のドメイン名に変わるだけですね。


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